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顎関節症の原因と症状および治療法
顎関節症の治療
顎関節症の治療は原則として、原因や誘因の除去する治療法が優先されます。ここでは顎の安静や咬合異常の整復を目的とした様々な治療法が存在しますが、潜行型の場合では、薬物療法や、原因である噛み合せの調整のためにスプリントや矯正が行なわれます。
状態によっては関節腔内を洗浄することや、稀ですが内視鏡下での外科的手術も行なわれます。
スプリント療法とは、マウスピース状のものを使って噛み合わせを調整する方法で、前噛み、奥噛み、などによる顎への負担を減らす効果があります。しかし、顎関節症の治療はやはり生活習慣病的な部分が大きいのでセルフケア(自宅療法)が中心です。
実際、顎関節症を起こす歯ぎしりや偏咀嚼などの悪習癖を取り除かなければ根本的な治療にはなりません。まずは歯を接触させないようにする習慣をつけることです。これは上下の歯が接触するのは物を噛む時だけにして、通常時はできるだけ歯を接触させないようにして、いわゆる食いしばりをしないようにします。
硬いものを暫くは食べないことも有効です。特に痛みや口が開けづらい症状がある場合には有効です。更には無理に口を大きく開けないようにすることで、食べ物は小さく切るようにして、会話中や、大きなあくびにも注意しましょう。痛みの急性期には冷湿布が有効なので、これも活用してみてください。
顎関節症の原因と症状および治療法